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十二支の郷土玩具
十二支の郷土玩具 (JUGEMレビュー »)
中村 浩訳
「凧八」の干支凧も掲載されています。
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2月ですね。
110113_180524.jpg 

これまで、あまりブログに本音を書くのも、どうかと思ってきました。

本音と建て前の使い分けが、下手なせいもありますし、
本音が、凧(=縁起物)のイメージとかけ離れて、
イメージダウンになっても…と思ってきました。

物事には、多方面からの見方がありますし、
それぞれで、出てくる評価や意見が違うのも当然。

自分自身、自分の考え方やものの見方というものが、
少なからずあります。

それが、他の方と合致しなくても当然ですし、
こういった仕事に携わっていること自体、一般的ではありませんから、
ものの考え方も、そこに影響して一般的ではないことがあります。

それを、おおっぴらに語るのも如何かと思ってきたのですが、
そろそろ、自分が感じていることの「本音」を、
此処に書いても良いのかな…と感じ始めています。
先日、とあるテレビ取材の依頼で、
「就職難の大学生、職人さんに入門!」というような、
企画のお話が、店にあったようです。

竹ヒゴ師の母が応対し、お断りしたようです。

少なからず凧八では、凧作りの作業は、通年作業ですから、
取材で数日囓ったぐらいでは、何も解らないと思うのです。

例えば、1年やそこら携わったところで、
「やっぱり向かないから辞めます」というのは無しですし、逆に
高々数年やって「習った」「師匠についた」と、勝手に独立宣言されても困ります。
 ↑
こういう方は、凧八にとっては「技術泥棒」なわけです。

凧八は、家業として駿河凧を作っていますから
凧八に携わると云うことは、究極、私の養子となって、
無償でも看板を守り、技術を他へ持ち出さずに(暖簾分けNG)、
ここに命を賭すということなのです。

私の子供となるということは、先々親としての私の面倒を見ると云うことでもあります。

これが凧八の「家業」の姿です。

そもそも、「絵が好きなので、凧絵師になりたいです。」
「手先が器用なので、竹をやってみたいです。」という、
志望動機そのものが、家業には存在しません。

御先祖様を敬う思いから、家業を継いでいるのです。

勿論、仕事ですからお金の動きはありますが、
私に限って云えば、勤め人の主人がいて初めて、
この「家業」に携わっていられるのです。

「絵が好き」とか「手先が器用」といった、
個人的な動機は、そこには、ありません。

自分がやらなければ、絶えてしまうから、
せめて、情報として遺すまでは、やりたいと思っているのです。

私は弟子も取りませんし、養子も取りません。
後継ぎを持ちません。

私が「凧八」の看板を下ろすのです。

看板を下ろしても「凧八」の業績が消えてしまわないように、
情報として遺すことが、自分の仕事だと思っているのです。
posted by: 駿河凧・凧八 五代目 後藤 光 | 本音を云えば… | 21:00 | - | - | - | - |